殺菌豆知識①
こんにちは!
殺菌名人の兼八産業です。
今日は殺菌に関しての豆知識を紹介します!
「滅菌」「殺菌」「除菌」「抗菌」
それぞれ単語の違い分かりますか?
聞いたことはあるけど、、、
なんとなくならわかるけど、、、
という方が多いのではないでしょうか???
① 「滅菌」とは?
「滅」の文字の通り、全滅を意味します
全ての微生物・ウイルスを死滅・除去ことを指しています
薬局法の定義としては微生物の生存確率が「1/1,000,000」以下になる事を「滅菌」とするそうです
主な滅菌方法としては、、、
1. 高圧蒸気滅菌 (一定温度(115~134℃)と圧力の飽和水蒸気(空気が排除され蒸気で満たされた状態)で加熱する)
2. 乾熱滅菌 (乾燥した空気を190℃~160℃で30分~120分加熱する)
3. 酸化エチレンガス滅菌 (酸化エチレン(EO)ガスにより微生物を構成する蛋白(タンパク)質を変化させる)
4. 低温ガスプラズマ滅菌 (高度の真空状態にした容器内に過酸化水素を噴霧し, これにマイクロ波を照射する)
があります、、、
どれも聞きなじみもなく
現実的な対応方ではないですよね
② 「殺菌」とは?
特定の微生物・ウイルスを殺す(死滅させる)事を意味します
全ての菌に対してではありませんが、
市販薬や薬用せっけんのパッケージなどで目にすることが多く
身近な菌に対する対応方法です
主な殺菌方法は
1. 紫外線殺菌
2. オゾン殺菌
3. 煮沸殺菌
オゾンは強烈な酸化剤のため怖い印象がありますが
紫外線・煮沸殺菌はかなり身近な対応方法です
③ 「除菌」とは?
限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めることを意味します
医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」を謳えないので、この表現がよく使われます
製品としては食器用洗剤や洗濯用洗剤、アルコールスプレー、清拭用クロスなどがあります
④ 「抗菌」とは?
菌の増殖を抑制することを意味します
つまり菌が住みにくい環境をあらかじめつくること
殺菌や除菌のように、直接菌を殺したり取り除いたりする効果ではなく、菌の増殖を抑制あるいは阻害することをいいます
最近は便座や靴下、台所用スポンジなど抗菌効果を謳う抗菌グッズが増えています
菌に対応する強さを比較すると
「滅菌」>「殺菌≒消毒」>「除菌」>「抗菌」
コロナ禍でよく目にする単語な割に
違いをとなるとなかなか説明が難しく
今日はじめて知った方もいるのではないでしょうか?
適材適所に合わせて
しっかりと使い分けをして
安心を手にしたいです
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