正しいアルコール消毒方法②
こんにちは!
殺菌名人の兼八産業です
先回に続き正しいアルコール消毒に関してお話しします
アルコール消毒には
「量」「時間」が大事ということでしたが
消毒液の「受け方」「すり合わせ方」によって殺菌効果を高めることができます
大手消毒剤・洗浄剤メーカーさんの比較・実験データが以下の様です
3つの方法でアルコール消毒液による手指消毒を実施し、
親指の3ケ所(爪の先端・指腹部・爪の根元)を検査して
コロニーの検出があった場合を陽性とし、
それぞれの陽性率を示した実験を行っています。
A:指先を伸ばした状態で消毒液を受け、手指にすり込む方法は指示なく自由にすり込む
B:指先を曲げて爪に消毒液がかかるように受け、手指にすり込む方法は指示なく自由にすり込む
C:指先を曲げて爪に消毒液がかかるように受け、手指へのすり込みは指示に沿って行う
つまり、
爪先においては
アルコールの擦り込みだけでは完全に消毒し切ることが難しいということですね、、、
ここにあるラビング法とは、、、
「医療現場における手指衛生のためのガイドライン」において推奨された方法になります。
もちろん手術時は、通常の石鹸での手洗い後にアルコールでの擦式剤(擦り込み式)で消毒を行います。
手に付いた汚れは、石けんによる手洗いでしっかり除去し、落としきれなかった細菌・ウイルスをアルコールを使用して消毒するという考え方です。
みなさんのアルコール消毒方法はいかがでしたか?
自分は入店時は必ず消毒してる!!
と思っていても
指先を伸ばして噴霧されている方は
きちんと消毒できていないかもしれないので
これからは指先を立てて消毒しましょう!!!
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